EOS Rの設定に悩むぅ
色々と物議を醸しがしているEOS R
まぁ、ワシ的にはこの程度でも「使えるだろう」と判断したわけですが、実際手元に届いて設定をいじっていると、なかなか悩ましい『謎仕様』が炸裂しております。
あ、その前に、EOS R買っちゃいました。
というより5D4&35mmL2と入れ替えです。
まず、EOS Rには大きく5つのコントロール系が備わっています。
RFレンズに搭載される「コントロールリング」
シャッター側の「メイン電子ダイヤル」
右手親指で操作する「サブ電子ダイヤル」
同じく右手親指操作の「M-fnバー」
そしてAFポイント移動に「液晶画面でのタッチ&ドラッグ」
この他に設定変更できるボタンが
動画ボタン
M-Fnボタン
照明ボタン
MODEボタン
AF-0Nボタン
AEロックボタン
AFフレームボタン
十字キー上下左右
SETボタン
の計12個
コレだけあれば大抵の設定はできそうな気がしますよね♪
本来自分がやりたかった設定は。
「コントロールリング」AV(絞り)
「メイン電子ダイヤル」TV(シャッター速度)
「サブ電子ダイヤル」露出
「M-fnバー」ISO
この役割をどのモードでも固定で使用したかったのですが、まずAV/TVモードではサブ電子ダイヤルは露出なのですが、M/FVモードではサブ電子ダイヤルに露出は設定できません。
FVモードでは設定項目(絞り・シャッター・露出・ISO)の切り替えの役割を与えられ(強制、変更設定不可)、Mモードでは絞り・シャッター速度・測光中のみISO、しか設定できなくなります。
また「M-fnバー」「メイン電子ダイヤル」には露出変更は設定できません。
つまりモード毎にダイヤルの位置が変わることを許容できるか、さもなくばダイレクトに露出を変えたければ「コントロールリング」を露出変更にする以外の選択肢がない。というわけです。
ただし露出変更には他の方法もあります。
1つはシャッター横の「M-Fnボタン」を押してダイヤルファンクション設定モードにし、サブ電子ダイヤルで設定項目変更から露出を選択、メイン電子ダイヤルで露出変更・・・・。
メンドクセー・・・このダイヤルファンクション設定もくせものです。
この機能EOS M5で搭載されたのですが、M5の時はボタンを押した時に選べる設定項目をカスタマイズできました。
自分に必要な項目を増やしたり減らしたりできたんです。
なのでカスタマイズすれば非常にスッキリ使いやすい機能だったんですが、EOS Rではカスタマイズできなくなりました。
ISO/ドライブ/サーボ/WB/露出
この5項目しかなく、この5項目が必ず出ます。
例えば「M-fnバー」にISO設定してたとしてもダイヤルファンクションにもISOはありつづけます。
18/11/3追記
できました!!
ダイヤルファンクションの設定内容変更できます!!
まずボタンカスタマイズから『ダイヤルファンクション』設定を選択、決定する前に左下の『info詳細設定』へ!
そうすると登録項目を選択できます!!!
選択したら『次へ』
並べ替え順序を決めて『決定』で設定完了です♪
EOS学園オンラインの無料講座受講案内で「EOS Rの使い方」が来てたので、あまり期待しないで見て見たら上記の情報がありました。説明書一回ちゃんと読もう。スマホ説明書だと必要なとこしか見ないから全機能把握しにくいんだよね。
この設定で自分に必要な設定のみをボタン一つで呼び出せます♡
ワシは「調光補正」「WB」「ドライブ」「測光」を選択
よく使う設定項目の『露出』はコントロールリングに、『ワンショット⇄サーボ』は十字キー右に、『ISO』はM-fnバーに、『AF方式』は動画ボタンに割り当ててるので、それ以外の二軍設定のみを並べました。
調光補正はかなり便利♪
外部スピードライト装着時にファインダー覗きながら発光量変えられるのでかなり捗りそう♪
ダイヤルファンクションからはWBはざんねんながら『K』ケルビン値そのものでの変更はできなさそう。
あくまでもWBのモード(太陽光、曇り、等)変更のみで、あらかじめ他の設定画面で設定したケルビン値にしかできないみたい。
なんにしてもダイヤルファンクションが使える機能でよかったよかった♪
EOS R買って一番興奮したのがここだったwww
ファインダーをのぞいている時にAFポイントを素早くシームレスに移動できるタッチ&ドラッグ。
この機能なしにはAFポイント選択領域5655ポジションなんか使いたくもありません。
ところがこのタッチ&ドラッグの移動量が少ない!
まず自分の手では親指で届くのはせいぜい液晶の右1/3くらい。
絶対位置で設定するとAFポイントは画面の半分にも届きません。グリップがM5よりデカすぎるんです。
で、しょうがないので相対位置設定にすると移動量が少なすぎて画面右端から左端にAFポイント移動するのに5回液晶をこすらないといけませんでした・・・。
キヤノンの開発の人は恐ろしく手がでかいか、恐ろしく気が長い人なんでしょう。きっと。
んで、まぁブーブー言っても今すぐどうにかなるモンでもないので、自分がカメラに合わせるしかありません。
とりあえず自分がとった設定は、
コントロールリング:露出補正
メイン電子ダイヤル:シャッタースピード
サブ電子ダイヤル:絞り
M-fnバー:ISO(左ISO100・右ISO AUTO)
動画ボタン:AF方式ダイレクト選択
M-Fnボタン:DIAL FUNC
照明ボタン:表示パネル情報切り替え
MODEボタン:MODE
AF-0Nボタン:FVモード時設定項目リセット
AEロックボタン:AEロック/FEロック
AFフレームボタン:AFフレーム中央戻し
十字キー上:ディスプレイオフ
十字キー左:瞳AF
十字キー右:ワンショットサーボ切り替え
十字キー下:ストロボ設定
SETボタン:Q
って感じです。
先日のKiss Mの設定となるべく近くしたかったんですが、なかなか難しい。
今日Kiss MとEOS R使ってて露出変更する時5秒固まりました(ワシがw)
これでFVモードメインで行きたいな〜と思っています。
FVモード、最初使った時はオートにすると設定が最小にリセットされるので使えねー!!と勘違いしていました。
やっと使ってて理解しましたが、測光モード(シャッター半押しして8秒以内)中は現在の露出を中心に設定を変更できます。
測光モードにするとAUTOが現在の露出の数値に変わる(測光タイマー8秒(工場出荷時))
この時設定を変更すると現在の露出数値からの変更になる
測光モード以外では各設定の部分がAUTO表示になります。この時に設定変更しようとすると各設定の最小値(最大値)からの設定変更となります。
シャッター速度なら30秒からガリガリ回さなきゃいけなくなります。
測光モードになってない状態、各設定がAUTO(シャッター半押ししていない状態)
この時設定値を変えると最小値(最大値)からの変更になる
物議を醸し出してるM-fnバーですが機能によっては使えそうです。
ある程度ざっくりとした設定を許容できるものならばさほどストレスを感じません。
自分はISOにしました。
左タッチはISO100、右タッチはISO AUTOにしています。
こうすれば誤作動させやすい右タッチしてもオートになるだけですから安心です♪
2秒長押しロック解除は邪魔くさいからオフです。
ちなみにこの設定時も、測光モード中はISO AUTOだけ受け付けません。
ISO AUTO にしたい時は8秒待つしかありません。こしゅこしゅ擦ってISO100から下げようとしてもダメです。
測光モードすげぇ大事。
それと最近のタッチ液晶のカメラをネックストラップで下げるとお腹に当たって設定が変わっちゃうって経験ありません?
電源オフすりゃいいんだけど、短時間の移動で手を離しただけでAFポイント変わってたりするとイラっとします。
スリープに入っても接眼センサーで起動して歩くたびにファインダーと液晶が切り替わったり・・・
なので自分はピークデザインのプレートを三脚穴につけて、カメラ底面と左側で吊るしています。
こうするとレンズにかかわらずカメラは下を向くのでお腹に液晶が当たらず、ファインダーの接眼センサーも反応しなくなります。
おすすめ♪
ていうかグリップにグリップセーフティ的なものつけてくれればいいのにと思うのはワシだけ?
グリップ握ってる時以外はスリープ。
三脚使用時にはグリップセーフティ解除されるようにするなんて誰でも思いつく簡単な機構だと思うですが。
まぁ、そんな感じでもうちょい使ってみて煮詰めていこうかと思っている今日この頃。