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ぴーまん工房 作業日報

「ぴーまん工房」pmmcのぐだぐだ日記です

~EOS M5で動き物を撮ってきました!~

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CanonのEOS M5といえば、やはり最も気になるのはデュアルピクセルCOMS AFを採用したAF性能!
特に動き物の撮影はどんなもんよ?っていうのは非常に気になります!!

なのでとりあえず厚木に行って戦闘機を撮影してきました〜♪


そもそもEOS 6Dでフルサイズデビューしたワシが、なぜサブ機としてAPS-C機が欲しくなったかというと、ココ!厚木のせいなのです。

SIGMAの優良レンズ「150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」
約10万、一眼レフに興味無い人にはバカみたいな高額レンズに聞こえるけど、一眼レフやってる人には超望遠ズームレンズとしては格安のこのレンズ。
しかも安くて600mmまであるくせに写りがいい!!
AFも精度優先に設定すればSIGMAさんとは思えないくらい正確!!(失礼)
はっきり言ってキヤノンさんの最強ズームレンズ「EF 70-200mm f/2.8L IS II USM」と比べてもそう見劣りしない写りと言ってしまっても嘘では無いです。
その600mmを持ってしてもフルサイズのEOS 6Dでは厚木はチョット遠い場所があるのも事実。
焦点距離が1.6倍になるAPS-C機がサブであれば、撮影の幅がぐっと広がるよ!!
と言う訳での「EOS M5」の導入だったので、まさに厚木に持ってくるのは必然と言えましょう!!

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Canon EOS 6D : EF70-200mm f/2.8L IS II USM
ƒ/10.0 : 175.0 mm : 1/400 : ISO100

とは言えEOS M5はまだバッテリー1本しか持ってないので飛行機飛ぶまで温存です♪
キヤノンさん、ハヨ購入キャンペーンのプレゼントバッテリー送ってください。
買ってしまいそうです。

ちなみにこのEOS M5用バッテリーのLP-E17はひとつ前の世代のLP-E12と非常に形が似ているけど違うバッテリーです。ご注意を!
またLP-E17に関しては、2016/12現在、社外品のバッテリーで残量表示と純正充電器に対応したものは出ていないようです。なのでワシは買うとしても高いけど純正買うつもり。

そうこうしている内にツレのラジオに最初の獲物が引っかかったようです!
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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/5.6 : 293.0 mm : 1/1250 : ISO250

設定はMモード
シャッタースピードは余裕を見て1/1250。
SIGMA 150-600mm c の唯一の欠点は手ぶれ補正がさほど強烈では無いこと。
なのでシャッタスピードはやや高めに設定し、USB DOCKでAFを精度優先にして、一段絞ってやれば、望遠端でも問題無い描写をしてくれます。

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/8.0 : 600.0 mm : 1/1250 : ISO160

EOS M5で気に入ったのはMモードが非常に使い易い!
シャーッタースピードと絞りをメインダイヤルとサブダイヤルに、ISOはコントローラーホイール上押ししてから回して調整、さらに露出は露出ダイヤルで設定可能。
例えばシャッター速度と絞りは固定で、露出を+-補正、ISOはオートでカメラ任せ。何てことも普通にできます!
以外とこれEOS 6Dではできなかったんです。MモードではISOオートにすると標準露出でしか撮影出来ない。露出補正をするにはISOもマニュアルで固定する必要がありました。

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/9.0 : 531.0 mm : 1/1250 : ISO640

飛んでいるカラス、捕まえられるくらいにはAF使えます!すげぇ!!
AF設定はスムースゾーンAFをサーボで。
タッチアンドドラッグでAFゾーンを画面の任意の場所に移動して、その中で被写体を追い続ければ、AFが追従してくれます。
残念ながら今回は顔+追従優先AFは使いませんでした。

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/9.0 : 600.0 mm : 1/1250 : ISO400

さすがに小型の鳥は今回飛んでいるところは撮影できませんでした。
って言うか多分無理w

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/6.3 : 435.0 mm : 1/1250 : ISO100

風景撮るにもタッチ&ドラッグは超便利!
置きピンも親指AFもいらないです♪
レンズもカメラもいい仕事してやがんなぁ〜♪

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/9.0 : 600.0 mm : 1/1250 : ISO200

これ現地行ったことある人はわかると思うけど、メチャクチャ遠いです。
飛行機まで約2km、後ろのマンションは3〜4km離れているはず。
600mm x APS-C = 960mm(35mm換算) は強烈です!!
もちろんノートリミング!

そしてついに動き出しました!!
我らがF/A-18E!!スーパーホーネット!!!(いつ我らのものになった?)
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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/9.0 : 600.0 mm : 1/1250 : ISO320

ハラシタァ〜。。。
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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/9.0 : 562.0 mm : 1/1250 : ISO640

イヤ、正面いちゃダメだろって分かってたんだけど、今回960mm相当の超望遠なら期待の真正面に近い絵も狙えるかな〜って期待したけどさすがに遠すぎ!
滑走路の中腹で浮かび上がったと思ったらすぐに高度あげちゃった・・・

で、慌てて少し横に移動するも即二機目〜
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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/9.0 : 244.0 mm : 1/1250 : ISO640

3機目だったかな?
矢継ぎ早だったのでほとんど撮れなかった〜

でも肝心のEOS M5の動体撮影におけるAF追従性能!
これはほぼパーフェクト!
あえての正面(あくまであえて!)から迫ってくるシチュエーションでも全く問題なく追従してくれ、精度・歩止まりともほぼ完璧でした!

そして泣きの一回!
最後に空中給油用のタンカー役の増槽マシマシスーパーホネットフルバーニアンが上がります!!
こいつは重いからもうちょい近くで上がってくれる!ハズっ!!
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・・・・
ま、上がったものは帰ってきます。
EOS M5のAFは十分戦えるってことも分かったし、下りに備えてポイント移動です。

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/10.0 : 388.0 mm : 1/1250 : ISO640

まずは空中給油すませてタンクが空になった機体から一足先にお帰りです!
基地の上を一周して着陸態勢に入ります♪

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/10.0 : 600.0 mm : 1/1250 : ISO320

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/10.0 : 600.0 mm : 1/1250 : ISO400

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/10.0 : 600.0 mm : 1/1250 : ISO400

その後も続々帰投します♪
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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/9.0 : 600.0 mm : 1/1250 : ISO100

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/9.0 : 283.0 mm : 1/1250 : ISO100

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/9.0 : 293.0 mm : 1/1250 : ISO320

ここまでAF快調でしたが、最後の二機はピントが全体的に甘かった。
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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/7.1 : 600.0 mm : 1/800 : ISO100
絞りをやや開けてシャッター速度落としたのがよくなかったのかな?

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/7.1 : 600.0 mm : 1/800 : ISO100

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Canon EOS M5 : 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary 015
ƒ/7.1 : 283.0 mm : 1/800 : ISO125
真横はガチピンきてたんだけどね〜

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結局バッテリーは1日持たずに終了〜♪
バッテリー1個で530枚撮影できました。

総評としてはEOS M5のAFは、航空機撮影においては85点で合格点です!
-15点は何かといえば、やはり最後の二機のピン外れ。
同じ機体をとったわけでは無いけど、決してAFが強いわけでは無いEOS 6Dと「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Contemporary」の組み合わせではかなりの高確率でジャスピンでした。
確かにこの組み合わせでも最初の頃はAFが不安定に感じたんだけど、カメラもレンズもAFを精度優先にして、やや絞ってシャッター速度もやや上げて、足りない分はISOで対応にしたら歩留まりがグンと上がりました。

EOS M5は残念ながらカメラ側にはAFの精度優先設定が出来ないので、そのせいもあるかなという気もしなくもないです。

あと比較的高感度に強いとされてるEOS M5ですが、ワシ的にはそこまで強いとは思えないです。

いままで使ったAPS-C機では高ISOになるにつれて色ノイズが増えてディテールが甘くなる感じで、せいぜい1600位までしか使う気にならない。
3200も使えなくは無いくらい。

EOS M5は高感度でもディティールは残っているんだけど、結構低感度から黒い点が増え始める。これのせいで結構砂つぶザラザラ感が目立ち始めるのが早いです。
これに関してはKiss X7との比較を近い内にやりたいとこです。

こう考えるとEOS 6Dの高感度性能、画質、に対してのコストパフォーマンスの高さは異常ですね。
ただ高感度性能とトレードオフだけど、M5の携帯性、操作感も決して捨てたもんじゃ無い。
次は顔+追従優先AFでどこまで動き物に対応できるか試してみたいですね!



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