~2016桜写真「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary」レビュー~
2016年の東京の桜も終わってしまいました!!
今年は曇り空ばかりでイマイチ自分の中で盛り上がりに欠けましたが、「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary」のおかげで今までとはまた少し違ったスタンスで撮影できたのでなんだかんだ楽しかったです♫
というわけで「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary」のレビューもかねて拙い桜写真upup♡
600mm開放f6.3でこのシャープさ!
テレ端では〜、とか言ってゴメンなさい!SIGMAさま!!
逆光でも問題無し!ボケも綺麗だと思うんですがどうでしょう?もちろんAFも迷いなく正確に合います。
まぁ暗いレンズだから大口径単焦点レンズみたいにピントがシビアなわけではないので、AFの正確さは無しです♫
なんだよー、もー止まってるもん撮る限りにおいてはLレンズとか必要ないじゃん〜
SIGMAさんとんでもないレンズ作っちゃったよね〜♫
つーかSIGMAさんのsportですらいらない子になっちゃうんじゃないの??
とにかく600mmでたぐりよせるこの感覚!楽しいぃ〜!!
暗いレンズと侮るなかれ!
手持ち夜景もなんとか行けちゃうんだなぁ〜♫
これはホントEOS 6Dあってこその部分もあります。手ぶれの効きはそこまで強烈ではないので、柵で腕を固定したり頑張りましたw
150mm開放f5 シャッタースピード1/8だって!
この写真は完全手持ち。なんとか気合いで止めましたね♫
270mくらい続く桜並木も600mmの超圧縮効果を持ってすれば、たいした距離に見えませんw
どこにピントが合ってるのかわからない写真だけど、ちゃんとあってる部分は細い小枝まで描写されてるんだよねぇ〜♫
いつもの小金井公園の桜も、600mmを持ってするととんでもない遠くから、いままで撮ったことない構図が狙えます。
ホントに楽しい♫
20m位離れた小枝にもちゃんとAFあってくれます♫
しつこいようだけど、止まっているモノ相手なら600mm開放でも全く甘さはありません!!
もちろん絞ってもなおよし!!
なんだよこのレンズ〜!!
シャープさだけなら「EF 70-200mm f2.8L II」に匹敵しちゃうかもよ!??
今度比べてみようかな〜
唯一の弱点?は最短撮影距離が2.8mもあることかなぁ〜
どうしてもレンズを水平に構えた構図がふえます。
そんな600mmでも鳥さん撮るにはまだたりません。
これ以上は近づかせてもらえませんでした〜(TT)
夜だけど電光式の交通標識に照らされたさくら♫
ちなみにここまでの写真、RAWで撮ってパソコンでjpgに現像してるけど、ほとんど撮影時設定のままです。シャープネスはカメラの設定で上げてあるけどそれ以上はいじってません。
たいしたもんです♫
夜桜です♫
青梅街道沿いの桜並木なので、暗いってことはないけど、でも手持ちです。
とうぜん甘い画像も多々ありましたが、ストレスになる程撮れない、というのは全くありませんでした。
やっぱり一番気になったのは最短撮影距離の問題だけ。
さすがにこの辺はノイズもしっかり乗ってて、甘さも見えますが、相当上の枝を取っているので明るさも足りない中、よくf6.3で写ったなぁ〜♫って感心します
しつこいようだけど、すごいレンズだ!!
手持ちだから!夜景だから!!
曇り空の中、さっきも撮った桜並木を今度は150mmで♫
なるほど圧縮させればいいってもんじゃないってのがわかりました♫
みんなが大好き曇天ですよ〜!!ドンドン!
もー、雨雲爆発しろ!!!!
でもSIGMAのレンズってダークなもの、ハードなもの撮るとカッコよく撮れるんだよね〜♫
というわけで気を取り直していつもよりアンダー目で桜撮影♡
アンダーな桜なんて初めてじゃないだろうか♫
いいねぇ、いいねぇ!
曇天でも雨降りでも楽しいねぇ!!
あ、でもこのレンズ防塵防滴じゃないので濡れるのあんまりよくないです。
でかいから傘さしてても濡れまくりです。
途中から自分はさておき、左手で傘とレンズもって、レンズに傘さして撮影してましたw
ねぇ、これ Contemporaryラインのレンズですよ?
Contemporaryってどんな意味なの??
主な意味: 同時代の、その当時の、(…と)同時代で、当今の、現代の
あ、安いのって意味じゃなかったんだ。そうか現代のレンズってことか。うん、写りがいいのも納得♡
どこにピント合わせたんだかわかんないけど、しっかり花びらについた花粉まで写っちゃってるんだよなぁ〜
撮って出しでいいやって思えちゃうんだよなぁ〜♡
これはさすがにトリミングしたんだよなー?って見てみたらしてませんでした!
さすが600mm!!
またまた雨の中の桜並木♡
桜のトンネル♡
F8まで絞ってみました♫
開放でも問題無し♫
たまにゃ桜以外も♫
これ以上の写り、求めますか?
夢中になって撮影してたら、さすがにレンズが濡れまくってたので慌てて撤収〜♫
帰ってからよく拭いて、丸一日防湿庫+湿気取りづけにしてやりました!
=総評=
さて拙い写真でしたが、「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary」の感じは伝わったでしょうか?
自分的には本当に良い意味で裏切られまくりでした!
まず軽い!思ってた以上に軽い!!
デカイから尚更そう感じるんでしょうが、重さで苦しんだことは一度もありませんでした。
大きさは慣れました♫
これもってうろついてると見られます、でも白レンズよりは目立たないでしょ!
そしてシャープ!とにかくシャープ!!
これぞSIGMAの真骨頂!!正直、(素人の)体感的に数本使ったLレンズよりシャープに感じました。
もちろんこれは使っているLレンズが明るい大口径レンズだから、というのもありますが、絞ってもここまでシャープかっていうとどうなんだろう?
実際に同じ被写体撮り比べないとなんとも言えない。
その割にボケも綺麗だと思うんだけど、どうなんでしょう?
この辺素人のワシには基準がよくわからんけど、二線ボケやぐるぐるボケみたいな明らかに気持ち悪いボケは出なかったと思います。すくなくとも素人目には気になりません!
そしてAFが優秀!
ここが一番心配でした!!
試しで使わせてもらった時は、日中とはいえラジコンカーという極めて速いスピードで動く被写体なので、その割にはよく頑張ったって印象なだけでしたが、自分でUSB Dockで調整してAFを品質優先にしてからは、AFの精度に全く不満は出ていません♫AF速度も特別遅いとは感じないけど、今度はこの設定で動体撮影した場合どういう不満が出るのか楽しみですw
さてTAMRONから始まった低価格600mmズームシリーズ♫
新しいレンズが出るたびにより安くて高性能なレンズがそろっていき、非常に熱いクラスになりましたね〜
そして今年はついにこのクラスに本家Canon様が乗り込んでくるとの噂が!!?
前から特許は出てて、いつ出るいつ出る?と噂だったそのレンズ。
噂では非Lで200-600mm、値段は20万切るのではなんて言われていますね♫
いままでのCanonのレンズでは開放F値5.6より暗いレンズはなかったわけですが、今回のレンズはどうなるのか?
もし600mmでF5.6となると前玉径が相当大きくなりそうなもんですが。
じつはワシもこの「SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary」を購入する際に、このCanon200-600mmの噂は聞いていたのでもうちょい待とうかと思っていましたが、噂は噂、いつ出るか、性能もわからない、そして絶対にSIGMAの倍以上の価格は間違いないレンズを待つか、性能も価格もはっきりしている、そして間違いなく価格に対して非常に満足できる性能を有してるこの「SIGMA 150-600mm」。
どちらを取るか、となればワシは後者をとったわけです。
もしCanonが倍以上の価格払っても欲しいと思わせてくれるなら、値段がこなれた頃にSIGMA下取り出して買い換えればいい話ですし♫
最近はレンズメーカーのレンズだからって中古下取りがクソミソなんてことはありませんし♫
まぁ、実際使ってみて、その辺の心配は杞憂に終わった訳です♫
多分Canonで200-600出てもそれを買うくらいなら間違いなく、SIGMA150-600使い続けて300/2.8か400/2.8の購入のために貯金します!800/5.6でもいいなぁ♫
中堅レンズの微々たる差に大枚はたくより、ハッキリと目的の違う最高のレンズ買ったほうが幸せになれるってのは「SIGMA 85mm F1.4 EX DG HSM」→「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM [Art]」→「EF 50mm F1.4 USM」→「EF 85mm f1.2L II USM」の時に思い知らされました!
そんな訳で購入して後悔無し!
これでワシのカメラシステムに一応の完結をみました!
つぎは、、、そうそう、このレンズを使ったおかげで更なる超望遠の世界に興味が出たので、APS-C機、EOS80Dあたりがサブ機でほしいなぁ〜♡