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ぴーまん工房 作業日報

「ぴーまん工房」pmmcのぐだぐだ日記です

~SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM~

35mmフルサイズ対応 最広角ズームレンズといえば、つい最近発売されたCanon「EF 11-24mm F4L USM」!!
Canonの技術の粋を集めた超高級超広角レンズ!!
そのお値段、定価450,000円也っ!!!



(((#0血0#))アホカァーーーーーー!!!!!

ちなみにキヤノンで「EF 8-15mm F4L フィッシュアイ USM」というレンズがすでにあるけど、こちらはその名の通り魚眼レンズ。



広角レンズと魚眼レンズの違いはというと
レンズはまるい、まるいけどまっすぐ写るのが広角レンズ、まるいから丸く写るのが魚眼レンズって感じです♪
つまり四角いビルを下から撮った時に、画面の隅の方ほど丸く歪むのが魚眼レンズ、まるで定規で引いたイラストみたいに強烈なパースが直線でつくのが広角レンズ、ということみたいです。

つまり「EF 11-24mm F4L USM」は魚眼レンズにも匹敵するような広い範囲をまっすぐピッシャリ写しちゃうレンズ♪どんな世界が広がるんでしょうねぇ〜♡

でもそんなアホみたいなレンズ、普通の人は手が出ません出しません出そうとも思いません。

そこで、そんな僕らのためのレンズ、EF11-24mmが出るまで最広角ズームレンズを誇っていたレンズ!
僕らには『SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM』があるぢゃなぁ〜い♪


「12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM」はその名の通り12mmスタートの超広角ズームレンズ。
ちなみにCanonでは11-24mmが出るまでは16-35mmが最広角ズームレンズでした。
APS-C用の「EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM」もフルサイズに換算すれば16-35.2mm。
12mmと16mm、その差はわずか4mmなれど広角側での4mmはエライ差です!

どのみちこの領域のレンズに求めるのは、普通じゃ撮れない変態的世界!!
超です!スーパーです!!ウルトラですっ!!!
広角は1mmでも小さく!望遠は1mmでも大きいのが正義っ!!!

や、望遠で1mmやそこら大きくてもエラクないけど…

とりあえ ず常識的広角24mm 〜 常識的望遠400mm まで繋がったワシのレンズシステムが次に目指すは超スーパーウルトラの世界なのは当然の理!

と、言う訳で シグマ「12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM」君にキメタァーーー!!!
(相変わらず前置き長いなぁ〜…)

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このレンズ、そんなにベラボーに高くないのに元最広角ズームなんて元最強スペックを誇る代償として暗いです。F4.5-5.6です。
はっきり言ってAPS-Cぢゃ手持ちで使いたくなくなる暗さです。
ワシは暗いレンズは嫌いです。
暗いと手持ちじゃ撮れないし、ISO感度上げリャザラザラ画像になっちゃうし。

前にも書いたけどF2.8より暗いレンズなんか欲しくないっ!とすら思っていました。

でも「EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM」をAPS-Cで使ってた時、思ってた以上に暗い条件でも問題なく撮れたので、広角レンズは少々暗くても撮れるんだな〜、と訳のわからん納得してました。
なので高感度に強いフルサイズの現在、F4.5-5.6くらい問題なかろう!!
と思っていました。

まぁ、結果でいえばさして問題ないです。
つまり問題なか無いです。

やっぱり暗いですね〜。
屋内だと昼間でもすぐISO4000とか8000とか12800とか無茶言います。
フルサイズの6Dぢゃなかったら手持ちで撮る気も起きません。

まぁ広角で風景撮るときゃパンフォーカス狙って絞って三脚は当然!
と思えば問題はないですが、星や暗所、動き物では不利ですよって感じですね♪

最短撮影距離は28cm
レンズがひっつきそうなくらいくっつけるかと思いきや、そんなに寄れません。
風景や建築物など大きいものを画面に収めるのは問題無いけど広大な風景のなかでググッと何かに寄ろうとするともうチョット寄りたいところでピントが合わなくなります。
これはチョット残念。

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Canon EOS 6D : 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM : 12mm : f4.5 : 1/400 : ISO100
最短撮影距離で中央の花を撮影。

出目金レンズなのでフィルターは使えません。
出目金レンズなのでレンズキャップは茶筒みたいにかぶせるタイプです。

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なぜか金属の筒に通常のレンズキャップが付いています。

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レンズフードはレンズと一体で、金属みたいです。
レンズキャップの筒の裏側には摺れ防止の素材が付いているので直接はフードとすれませんが、角は傷つきそうだなぁ〜

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実際撮ってみると、評判通りなかなかいい感じ♪
確かに今まで使った広角レンズとは比べものにならないくらい広く写せるけど広すぎるって事もないと感じました。
12mmのギュイーン!と歪んだ世界は面白いし、24mmにもなるとギリギリあまり歪みのない標準レンズっぽい使い方もできます。そういう意味では特殊な使い方に特化した変態レンズでは決してないと思います。

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Canon EOS 6D : 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM : 12mm : f6.3 : 1/320 : ISO160
12mmだと車の元の形状がわからないくらい歪みます

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Canon EOS 6D : 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM : 24mm : f6.3 : 1/320 : ISO200
24mmではきちんと車の形を保ってくれます

発色もいいし、逆光ではゴーストは入るけど嫌味な入り方ではないし、フレアでコントラストが極端に落ちるって事もなかったです。

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Canon EOS 6D : 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM : 12mm : f8 : 1/640 : ISO100

この先SIGMAさんでは新しい超広角ズームを開発するって話ですがまだまだ先みたいだし、仮に出てもこのレンズの性能ならそう遜色ない物になるんじゃないかな?
それくらい良く出来たレンズだと思います♪
中古での価格もこなれているし悪くない選択じゃないでしょうか♪

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Canon EOS 6D : 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM : 12mm : f8 : 1/250 : ISO400

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Canon EOS 6D : 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM : 12mm : f8 : 1/400 : ISO100
強烈なパースで歪んだ世界♪

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Canon EOS 6D : 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM : 12mm : f8 : 1/250 : ISO200
まるでイラスト入門書のパースの説明図みたいな写真が撮れます

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Canon EOS 6D : 12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM : 12mm : f4.5 : 1/30 : ISO2500
開放でも中央のシャープさは大した物です

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