EF50mm F1.4 USM
SIGMAさんの 85mm F1.4 EX DG HSM で超後ピン問題で返品、もうSIGMAレンズは買わないっ!!と思いつつもやはりF1.4単焦点のボケ味が忘れられず、、、
ならばっ!キヤノンさんの基本標準レンズっ!!
しかも失敗していいように中古っ!!!
ってことで EF 50mm F1.4 USM に白羽の矢がたちました〜♫
このレンズ、正直webでの評判は半々…
設計も古いし、トラブルも多そうだし、まぁヤフオクに流れる中古なんてどうせ問題有りで出品されてるんだろうな〜、と思いながらも落札。
で、手元に届いて「なんじゃこりゃぁ〜…」
もー失敗した、まぁ解ってたけど。
まずピント、合いません。
シャッター半押し
AF動かん
何度か半押し
動いた
シャッターおろす
なんかモヤット…
で、SIGMA 85mm F1.4 でだめで、EF50mm F1.4 でダメ
コレはもはやレンズぢゃなくてカメラのせいではないの??(自分のせいはとっくに疑って確認済みよ、ホントに)
ってことで、丁度今月で保証期間が切れる前にカメラ、レンズ一式をキヤノンさんにピント調節にだしました!!
取りにきてもらうと1製品ごとに1500円の送料がかかってしまうそうなので、ひと梱包にまとめ茨城県の修理受付に送付。
連絡は千葉幕張のサービスセンターからあり、今回は保証期間外の EF 50mm F1.4 USM だけピント調整代金1000円かかるとのこと。
結局2週間ほどで帰ってきました〜♪
ピント調整にだしたレンズはどれも、気になっていたい「やや後ピン」傾向がなくなり一安心♪
心配していた調整にだしていないレンズメーカーの TAMRON SP24-70mm F2.8 Di VC USD がピントがずれるんじゃないかとハラハラしてたが特に問題無し!
ってことは本体はさほど狂ってはいなかったってことかな?
ででで、コノ EF 50mm F1.4 USM
帰ってきて調子はどうかって言うと、ピントは合うようになりました!
きもーち後ピン傾向は残っているモノの、使用上問題あるとは思えないレベル。
それより問題なのが、AFガウゴカナイ…
うんともすんとも動かない…
AF⇄MF切り替えスイッチ弄ったり、カメラの電源切ったり、レンズ外してまたつけたりしてると復帰してAFが動くようになるんだけど。
しばらく放っておくとまた動かなくなったりする。
キヤノーーンっ!!!
まぁまぁ、中古ですからね。コレも想定のうちです。
コレを修理、ってなったら一体いくらかかるか解ったもんじゃないので、ネットで見た自分で直すっ!を試す事に♪
このEF 50mm F1.4 USM、手元に来たときからピントリングがゴリゴリしてて、いかにも抵抗の多そうな感じだった。
そこでレンズのカバーのビスをを外し、
カバーを外し
フォーカスリングを外し
透明のパッキンを外し
ピントリングのギヤ、ヘリコイドの溝とジュラコンブッシュ、ピントリングが擦れる場所等にシリコンスプレーをプシューーー!!!
ッテすると大変な事になるので、小皿にシリコンスプレーだして細い綿棒で薄ーく塗り塗り♪
(たっぷり塗ると飛び散ったオイルがレンズに付いて大変な事になりそうな気がするので、ホントに薄く塗った方が良いです。やるときは自己責任で♪)
するとどうした事でしょう!?
ピントリングのごりごりした感触はほとんど無くなり、AFの動きもスム〜ズ♪スム〜ズ♪
こんな簡単に解決するような物なら、キヤノンさん最初からやってよと!
結局AFに関する問題の全てはワシの手元のレンズでは、プラ同士が擦れる抵抗が原因だったと。
AFが快調になってからは楽しい楽しい♪
良くボケるし、軽くて小さいし、安いから遠慮なく使えるし、開放でアマアマだった描写も、ほとんどがAFの作動不良が原因で、実際には気にならないレベルな気がします。
このレンズの悪評は油切れが原因なのでは?と思えるほどに見違えっぷり。
正直、解放時の解像感も、コノ後に控える最新のSIGMAさんのレンズ「35mm F1.4 DG HSM」と大差ないのでは?と錯覚してしまうくらい。(コノ錯覚についても後日)
人物撮りではかえって EF 50mm F1.4 USM の方が柔らかくて自然な感じ♪
というワケで最初は失敗しタァーーー!!
と思ったこのレンズも、ナカナカ使える相棒になれそうです♪